行事の様子

【名高トピックス】家政科・浴衣着付け講習会

 7月19日(月),家政科3年生37名を対象に,浴衣の着付け講習会が行われました。本校では夏休み前の家政科恒例行事ともいえる頻度で毎年開催してきました。しかし,昨年は、新型コロナウィルスの影響により、学校の始業が遅れただけでなく,感染症防止対策の観点から,外部との交流による家政科行事も実施することができなくなりました。そのため,今年,開催できたことは生徒にとっても,教員にとっても大変うれしいことでした。

 浴衣着付け講習会は,家政科で学ぶ生徒が,非日常的になりつつある和の装いを実際に身に付けることで,日本文化を伝承する心を育むことを目的とし,実施しています。行事を開催するにあたり,毎年,民族衣装文化普及協会より,講師5名をお招きし本校生徒へご指導いただいております。

 今年は,とても暑い状況の中,感染防止対策として各自マスクを着用しての実施となりました。講師の先生による和服の説明や,モデル生徒に対する浴衣や振り袖の着付けデモンストレーションを披露していただいた後,生徒は5グループに分かれて,自分の浴衣を自分で着付けする方法を学びました。特に,被服を専攻している12名の生徒は,自分で製作した浴衣を用いて着付けを行うことができました。ほとんどの生徒が,自分で着付けをするのは初めてだったようで暑さに耐えつつきれいに着付けができた達成感はひとしおだった様子でした。