【名高トピックス】家政科「生活と福祉」特別授業
前期中間考査明けすぐの6月23日(水)3・4校時、家政科2年福祉系列選択者21名が「認知症サポーター養成講座」を受講しました。岩沼西地区地域包括支援センターから石上真奈美さん、黒田琴子さんにお越しいただき、認知症に対する理解と支援の在り方について、詳しく説明していただきました。「認知症であっても、生きがいを持って生活できる」ことを確認し、高校生の自分たちに何ができるのかを考える良い時間となりました。
講座受講後に、岩沼市社会福祉協議会からお越しいただいた諏江伸さん、武田智子さんにご協力いただきながら、ハンディキャップ体験をしました。腰の曲がった状態を再現する湾曲した背骨シートを装着しての体験から、体の動きがかなり制限されることを実感しました。この体験から、高齢の方やハンディキャップを持つ方に対してどのような配慮や支援が必要か、具体的に考えられるようになりました。また、全てを援助するのではなく、できることを奪わず、できない部分の援助に止めることの大切さを学ぶことができました。
今後も、高校生の自分たちにできることを考えながら、福祉について学び続けたいと思います。
認知症サポーター養成講座 | 「ハンディキャップ体験」 |