新学期におすすめの本紹介
新学期、出会いの季節ですね。みなさんはすてきな出会いはありましたか。あの子に話しかけたいけれど話しかけられない。自分に自信が無いな、そう思ったことはありませんか。
そんな皆さんに紹介したい本は、土井隆義さんの「友達地獄」という作品です。
この本では、友人関係における「本音を言えない葛藤」や「周囲との比較による自己肯定感の低下」といった、若者が抱える悩みが鮮明に描かれています。SNSでの「いいね」の数や、グループの輪に入れない孤独感。他人の成功や幸福を自分と比べてしまう焦り、そしてそうした見えないプレッシャーが友情を重荷に変えてしまう過程。表だけの付き合いの裏にある不安や嫉妬をリアルに映し出すのがこの作品です。
17年ほど前の本ですが、令和の若者にも共感できる部分が多いはずです。高校生の今だからこそ読んで欲しいと思います。
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