5月8日(水)、6校時に２学年普通科の「総合的な探究の時間」において、「地域特別授業」を行いました。岩沼市を中心に地域振興にご尽力なさってきた方々を13名をお招きして、さまざまな観点から岩沼市の良いところや伸びしろとなるところを挙げていただきました。

　生徒が興味深く真剣な眼差しで聴講している様子がうかがえ、本年度のテーマである地域おこしのアイディアを考える足がかりとなりました。今後は、地域を深く知り、地域おこしに向けた情報収集としてフィールドワークに出向き、調査を重ね具体的な地域おこしのアイディアを考案する活動に展開していきます。

岩沼について魅力と課題を整理した後は、地域おこしに向けて自分らしいテーマを生徒達が設定しました。

またテーマ設定の際に「もっと具体的なテーマにするためには？」「地域のニーズをもっと深掘りしたい！」という課題を持って様々な調査も重ねています。

例えば、住民アンケートを行った班。実際にお店や農家の方にインタビューをした班等々・・・本当に多くの方々に御協力をいただきました。どうもありがとうございました。

写真は

・クニイ&コミュニケーションズさんに御協力をいただいて、地域広報誌に掲載していただいたチラシ（住民アンケートのお願い）

・ポポーの生産者である宍戸様にインタビューさせていただいた時の様子

です。

5月10日の授業を受けて、何度も話し合いを行いながら、生徒たち自身で岩沼市の魅力と課題を模造紙に整理しました。

ここからは，各自が自分らしいテーマを設定し、地域を盛り上げるアイディアを考えていきます。

5月31日は地域特別授業のまとめ作業を行いました。

NPO法人manaco様や宮城教育大学教職大学院の皆様にファシリテーターに入ってもらいながら、KJ法を用いて岩沼市の「魅力ポイント」や「課題ポイント」をまとめました。どの生徒も地域特別授業での学びを存分に活かし、積極的に話し合い活動に参加していました。特に岩沼市の「魅力ポイント」を考える際は、沢山の項目を生徒達は列挙していた点、また「課題ポイント」を考える際は、自分自身の言葉でそれぞれ気持ちの入った議論が行われていた点が印象的でした。

5月29日、岩沼駅のFMいわぬまサテライトスタジオで、本校生徒が地域特別授業の感想や、今後の「総合的な探究の時間」における意気込みを語りました。

収録は終始楽しい雰囲気で進みました。

地域特別授業でご講演いただいた内容を､クラスメートと共有しました。各々がメモを取りながら、発表を熱心に聞いており、プリントはぎっしり埋まっているようでした。

次(5月31日)はいよいよ岩沼市の「魅力ポイント」と「課題ポイント」をまとめていきます！

5月10日、本校で「地域特別授業」として、12名の地域の方々を招き講演を行っていただきました。

講演テーマは「岩沼市の魅力や課題について」、それぞれの講師の方々に熱心に語っていただきました。岩沼市の強みとしては、交通の利便性や、美味しい飲食店が多いことなどが挙げられました。一方で、課題を解決するために、地域活性化に向けた取り組みがより必要であることも指摘されました。

生徒たちは、地元の課題や魅力について、講師の方々から生の声を聞くことができ、興味深く聴講していました。さらに、自分たちが過ごしている地域について、より深く考えるきっかけとなりました。

今後も、地域とのつながりを大切にし、生徒たちが主体的に学び、活動していけるような取り組みを進めていきたいと考えています。